中国メディア・今日頭条は19日「日本人のお酒の強さは、いったいどれほどだろうか」とする記事を掲載した。記事によれば、日本人とお酒を飲む時にはある種の恐れを抱くという。一体それはどういうことなのだろうか。

 記事は「日本人はお酒好きだと聞いていたが、日本にやってきてそれが本当であることに気づいた。終電の地下鉄では真っ赤な顔の酔っぱらいをいつでも見かける。そして居酒屋などの酒場はいつも客でいっぱいだ。外で飲まなくても、帰宅後にすぐビール缶を開ける日本人も多い。中国同様、お酒を飲むことは日本人との距離を近づけ、情を深める有効な方法なのである」とした。

 そして、日本の居酒屋などにおける酒飲みに関する習慣を紹介。まずは料理ではなく酒を1杯注文して乾杯すること、それが終わってから次のお酒や食べ物を注文するが、飲むお酒の種類は自由にチェンジでき「ちゃんぽん飲み」が禁忌になっていないことなどを紹介している。

 また、守るべき「掟」のようなものとして、酒が運ばれてきても目上の人による乾杯の号令が出るまでは勝手に飲んではいけないこと、手酌はすべきでないことを挙げた。一方、中国とは異なり、「乾杯」では自分が飲めるだけの量を飲めばよく、自分のペースを乱すような酒の進められ方もしない点は「日本の酒飲みの習慣で好きなところだ」と伝えた。

 記事はさらに、日本人を中国に連れて行き、現地のレストランで酒を飲ませたときの失敗談を紹介。普段10度前後のお酒しか飲まない日本人が雰囲気に釣られて40度ある中国の蒸留酒をゴクゴクと飲み始め、テーブルの下に潜ったり、トイレに行ったきり戻ってこなかったりと酔っ払って奇行に走る日本人が続出し、中国人みんなで介抱せざるを得なくなってしまったと説明した。そして「日本人との飲酒で最も怖いのは、自分が酔っ払って前後不覚になることではなく、日本人が酔っ払ってしまうことだ」と結んでいる。

 個人的な体質の差はもちろんあるが、お酒に対する強さは普段どんな酒を飲んでいるかにもよって変わってくる。普段からアルコール数が高いお酒を飲んでいる人が、低アルコールな酒を飲みなれている人よりも酒が強いというのは、当たり前といえば当たり前。酒を良きコミュニケーションツールとし、楽しむためのものとするにはやはり、節度が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)