高速鉄道が中国全土に整備され、比較的安価かつ短時間で移動することが出来るようになった昨今、走行速度が遅い長距離の寝台列車を利用する中国人はもはや多くはない。

 一方、日本では豪華な寝台列車が次々と誕生し、非常に人気が高い列車の旅を提供している。中国メディアの今日頭条は18日、日本には5つ星の高級ホテルに比類するほどのサービスを堪能できる豪華寝台列車が存在すると紹介する記事を掲載し、そのサービスのすばらしさを絶賛している。

 記事が紹介しているのは、JR東日本が2017年5月1日から運行を開始した周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)の「四季島」だ。広大な国土を誇る中国ではかつては寝台列車での移動が多かったが、中国の寝台列車といえば車両内に簡単な寝台が付いているだけというものが多く、豪華で快適な旅とは乖離があると言える。

 記事は、「四季島」は食堂車を含め10両編成のなかに17の客室があり、定員は34名限定であることを紹介。さらに各部屋に1名の乗務員が専属でサービスを提供してくれることを紹介、中国の寝台列車とは違って、「四季島はアジアトップクラスかつ一流のサービスを堪能できる」寝台列車であることを強調した。

 ほかにも、各部屋に寝室と和室の2部屋に加えて、専用のバスルームやトイレが設置されていることを多くの写真と共に紹介。さらに、列車で提供される食事は多くの人を満足させる一流で味であることや、ピアノの生演奏まで行われることを紹介した。最後に記事は、「四季島」での旅は高い客室だと100万円以上もすることを紹介、その高額さに驚きを示した。

 日本を訪れた中国人は、日本のサービスがすばらしいことに驚く。もし、豪華寝台列車のサービスを体験したら中国に帰りたくなくなるかもしれない。経済的に余裕が出てきて海外旅行を楽しむ中国人が増えてきている今、日本での豪華列車の旅を求める中国人も増えてくるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)