高速鉄道網が急速に整備され、技術の輸出にも積極的になっている中国。すでにその技術は日本の新幹線よりも上と誇らしげに叫ぶ声も聞こえてくるが、一方で地下鉄や駅弁など日本の鉄道文化に関心を持ち、その発展ぶりに感嘆する中国の人も少なくない。中国メディア・今日頭条は17日、「日本の鉄道会社が上海にやってきた」とする記事を掲載した。

 記事は「日本の私営鉄道会社で最大規模を誇る東急グループが先日初めて上海にやってきた。上海地下鉄の徐家匯駅に『LINE plus』という商業施設を作ったのだ。17日に徐家匯エリアの東方商厦地下1階に行ってみると、同施設内に8つの店舗が入居していた」と伝えている。

 日本の鉄道会社が上海進出を果たしたのは鉄道路線ではなく、いわゆる「駅ナカ」の文化だ。同駅構内に設置された「LINE plus」は600平方メートルあまりの空間に、日本の有名メガネショップのJINSや、とんこつラーメン店、おにぎり・和菓子店、寿司・うなぎ店、健康雑貨店などが入っている。記事は「特筆すべきは、ローソンが上海上港とコラボレーションした、上海で2番めとなるサッカーコンセプトコンビニが入ったことだ」と紹介した。

 日本の鉄道文化の一部と言える「駅ナカ」施設の中国進出に、中国のネットユーザーからは「上海の国際化が進むのは、良いことだ」「上海は世界の流行の風見鶏。さらなる発展を支持する」「日本が一番好きな中国の都市は、上海なんだな」「日本びいきは台湾が1番、上海が2番」といったコメントが寄せられた。また「上海に私鉄が走るのかと思ったよ」との感想も出ている。いつか中国にも、私鉄の電車が走るという時代がやってくるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)