日本人の平均的な英語レベルの低さは自他ともに認めるところだ。しかし、日本の音楽には英語の入った歌詞や曲名が多く、中国人からすれば違和感を感じるようだ。中国メディアの南方週末は14日、「日本の歌の歌詞にはなぜ英単語が多く入っているのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、TOEICなどの国別スコアを見た場合、日本人の英語力は平均以下で、アジアでは後ろから数えたほうが早いほど、英語力が低いと指摘。一方、日本の歌手のなかには帰国子女もいて、本格的な英語を話せる人もいることを認める一方で、英語が話せるわけでもなく、日本人のリスナーも英語能力が決して高くないのに、歌詞にはなぜか多くの英単語が混じっていると紹介した。

 ではなぜ日本の歌には中国人の「想像を超える」ほどの英単語が混じっているのだろうか。記事は、戦後の日本の西洋化が音楽にも影響を与えたのではないかと分析。国際市場へ進出するにも、西洋から影響を受けた日本の文化を海外へと発信するのにも英語は必須であるため、英語が多く取り入れられたとした。

 とはいえ、これは盲目的な西洋崇拝ではないという。むしろ、日本の流行音楽がアイドル路線となるにつれ、本当の英語としては意味が通じない、音の響きだけの英単語の羅列が曲になっているものさえある、と少々呆れ気味に伝えた。

 同じ漢字を使っていながら、得意でなくても英語を多用する日本人。何にでも漢字名を付ける中国人からすると不思議に感じるようだが、これも日本独特の習慣と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)