日本は地震多発国だ。夏から秋にかけては台風が複数日本列島を通り過ぎていく。そして近年は局地的な豪雨に見舞われて被害が出るケースが続出している。そして、中国もまた各地で様々な自然災害に見舞われており、災害への備えに対する関心も高まっている。

 中国メディア・今日頭条は15日、地震大国の日本で開発された家庭用の小型避難シェルターを紹介する記事を掲載した。記事によれば、近ごろでは地震以外の理由で問い合わせが増えているのだという。

 記事は「島国であり地震多発国である日本では、地震対策が非常に重視されている。日常的な地震の知識教育のほかに、日本のテクノロジー企業は様々な地震時の避難用技術を開発しているのだ」とし、アースシフト社が2011年の東日本大震災後に開発した耐震防水設計の地下シェルターを写真付きで紹介。「このシェルター、外見は電気温水器の貯水タンクのような形をしている。長さは2.8メートル、幅は1.9メートルで、内部空間は約5平方メートル。全て鋼板でできており、駐車場や庭の下に設置することができる。費用は23万元(約391万円)だ」と説明している。

 そして「過去数年間は年間数件という注文数だったが、北朝鮮が頻繁にミサイルを打ち上げるようになってから、多くの人がこのようなシェルターの設置を考え始めた。これは核シェルターではないのだが、毎日多数の問い合わせ電話がはいるとのことである」と伝えた。

 大きな地震が発生して崩れかかった家屋が、その後の余震で倒壊するケースがある。地下のシェルターに避難しておけば、人的被害を防ぐことができる。中国でもこのような設備が普及すれば、様々な災害に対応できることだろう。ただ、中国の街には大きな問題がある。それは、地中にどんなパイプやケーブルがどのように埋まっているかが把握しきれていない点だ。災害を防ぐためのシェルターを設置するために地面を掘ってみたら水道管や電線を傷つけて人災が発生するのでは、元も子もない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)