中国国内では「愛国」を理由に、日系車の排斥を叫ぶ声が一部で存在するが、実際には日系車の販売は好調そのものであり、17年1ー10月の販売台数は前年比14.72%も増加している。

 一方、韓国の自動車市場では韓国車が圧倒的なシェアを獲得しており、日本車を含め、外国車は韓国車に勝てない状況が続いているのが現状だ。中国メディアの今日頭条は14日、「韓国人は自国の車である韓国車を支持している」と伝え、中国と韓国の違いについて嘆く記事を掲載した。

 記事はまず、中国車の品質は近年、明らかに向上してきており、「中国車に乗っていたのではメンツが立たない」と考えていた中国人消費者にも徐々に受け入れられつつあることを指摘する一方、中国ではドイツ車や日系車などの合弁車が市場の約半分を押さえていて、実際に街中では合弁車を数多く見かけると紹介。

 だが、韓国を旅行で訪れた中国人の多くは「韓国の街中ではほとんど日本車を見かけず、走っているのは韓国車ばかり」であることに驚いてしまうと指摘。中国と大きく違っているのは、韓国人は自国の車に乗ることを「メンツが立たないこと」と見なしていないということだとし、しかも韓国では日本車がほとんど存在しないにもかかわらず、韓国人は別に日本車を排斥しているわけでもないことも驚きであるとした。

 続けて、韓国人が自国で自国の車を支持していることで「自国の車は成長の機会を得ることができる」とし、中国人は韓国人を見習わなければならないと指摘。中国車がさらに高い競争力を得ることができれば、中国人は韓国人のようにわざわざ日系車を排斥せずとも、自国を中国車でいっぱいにすることができるはずだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)