今年も中国国内でネットショッピングを舞台にした「爆買い祭り」の時期がやってきた。今年も11月11日の1日だけで天文学的な数字の取引額を叩き出したようで、日本をはじめとする世界は中国人の底知れぬ購買力を改めて思い知らされることになった。

 中国メディア・今日頭条は11日、毎年11月11日に繰り広げられるEC業界の大セールイベントについて、日本人がどのように見ているかを紹介する記事を掲載した。
 
 記事は、中国EC最大手のアリババが北京時間11日午前0時より、毎年恒例になっているセールイベント「双11ショピング祭り」を開催し、午前0時のセール開始からわずか3分1秒で流通総額が100億元(約1700億円)を超えたと紹介。昨年の6分58秒を大きく上回る過去最速となったことを伝えた。また、昨年11月11日の流通総額は1207億元(約2兆円)で、今年はさらに大きく上回ることになりそうだとしている。

 また、このイベントはすでにアリババにとどまらず、京東など中国のEC業界全体にまで規模が拡大しており、その影響は日本にも波及していると指摘。ヤフーや楽天などの業者も11月11日を軸としたセールを開催したことを紹介した。

 そのうえで「中国人の『双11』における買い物の戦闘力について、日本人はどう思っているだろうか」としたうえで、「何はどうあれ、中国という国を絶対に見くびってはいけない。今はお金の力に逆らえるほど世界は安定していないし、理性もない」「こんな進んだECサイトがあって、本当に羨ましい」、「イベントの制約金額が最終的には2兆5000億円を突破する見込みと聞いて驚いた。悔しいけれど、すごい」、「経済力、すなわちお金の力はやはり絶大。日本は気を抜くと一気に中国に飲み込まれてしまう。日本がアイデンティティを持ち続け、世界への影響力を保ち続けられるか、この10年くらいが勝負になる」といったコメントが日本のネットユーザーから寄せられたと伝えている。

 記事は「日本と中国の経済の実力差は、すでに明らかだ。コメントからは、日本の市民が中国の『双11』に対して深い感慨を覚えたことが容易に見て取れる」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)