中国メディア・今日頭条は6日、中国で盗まれる自動車の車種ワースト10のうち、日本車が半分を占めているとする記事を掲載した。

 記事は、昨年中国国内で盗難保険に加入していた自動車の保険金支払い件数が4255件あったとし、車種別のワースト10を紹介。そのうちホンダが3車種、トヨタが2車種となっており、日本メーカーの車種が半数の5車種にのぼったことを伝えている。

 最も多かったのは中国・五菱の宏光だった。記事は「2年連続でワースト1となった。その主な理由は防犯システムがとても脆弱であり、ドライバーでこじ開けられてしまうからだ」と解説した。2番めに多かったのはホンダのCR−V。こちらは評判が良く、保有台数が多いために盗みのターゲットにされやすいという。特に四川省が大きな「被害地」とのことである。

 3番目は現代のヴェルナ。盗難が多い理由は五菱宏光同様、防犯システムがお粗末だからとか。4番目はトヨタ・カローラで、低いグレードの多くに電子防犯システムが設置されていないからだとしている。5番目は五菱・栄光だった。

 6番目はホンダのオデッセイ。ホンダの車種が複数ランキングに登場した理由は、人気がある一方で防犯システムに若干弱さがあることだという。7番目はトヨタのヴィッツだ。こちらは昨年よりも盗難数が増えた唯一の車種とのこと。モデルチェンジによってミドルからローのグレードで電子防犯システムが省略されたことが理由のようだ。

 8番目はホンダのアコード。かつては最も盗難が多い合弁メーカー車だったようだが、販売台数の低下とともに盗難数も減少。多発地域はやはり四川省だという。9番目は五菱之光、10番目はシボレーのセイルとなっている。

 ランキングはあくまでも盗難保険に加入し、保険金がおりた自動車がベースになっているため、実際に盗まれた自動車の総数を示すものではない。日系車が上位に顔を連ねていることは、消費者に盗みを働く者にも人気が高いことをうかがわせる。また同時に、日系車の購入者が盗難保険に入るケースが多いということも示している可能性がありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)