耐震構造の頑丈な建物は地震に強いが、必ずしも頑丈だから良いとは限らない。時には「柔」が「剛」に勝ることもある。中国メディア・中国新聞網は7日、地震にも強くて見た目が萌える、日本の「まんじゅう型ホテル」が人気を集めているとする記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、熊本県にある大自然と健康のテーマパーク、阿蘇ファームランドのホテルルームだ。記事は「ここの客室はそれぞれ12枚の発泡ゴムを貼り付けて作ったもので、材質が軽い一方で耐震性能が非常に強い。昨年4月に現地を襲った大きな地震でも、この客室は損壊を免れた」と伝えている。

 そして、ホテルのマネージャーが「丸型の屋根には柱がないために強風や地震によって破壊されにくい。地震の時は、すべての客室が無傷で、窓ガラスさえ1枚も割れなかった」と語り、かつて日本の和菓子業界にいた同ランドの北川勝幸社長による「丸い屋根は日本のおまんじゅうから着想したもの。おまんじゅうみたいな部屋があったらおもしろいなと思い、デザインした」という説明を紹介した。

 記事は、まんじゅう型の丸い屋根の客室それぞれにスイカや花柄の塗装が施されていることを紹介しつつ「鮮やかな色彩と非常に可愛い客室は、大人から子どもまで一家全員を引きつける」と評している。

 エアコンやトイレ、浴室が備わった快適なおまんじゅうのホテル。中身のあんこになった気分で宿泊すれば、通常のホテルとは違った宿泊体験になりそうだ。もちろん、阿蘇の大自然に囲まれた環境で寝泊まりするという点でも、忘れられない思い出になるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真:阿蘇ファームランド公式ページ画面キャプチャ)