おいしくてヘルシーでしかも見た目も美しい日本のお弁当は、中国でも注目を集める存在のようで、ネット上でもたびたび取り上げられている。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本のような健康的できれいな弁当の作り方について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では昼食に弁当を持参するのが「主流」だと紹介。安上がりなだけではなく、衛生的で健康的であることが多くの母親が夫や子どものために弁当を作る理由だとした。外食の場合は栄養のバランスを取るのが難しく、外出しなければならないので時間の無駄になることも関係しているという。

 では、いかにしてバランスの良い健康的でおいしい弁当を作ることができるのだろうか。記事は「弁当箱選び」が最初の1歩だと紹介。内側がご飯とおかずを入れられるよう2つに分かれているものが良く、材質は電子レンジにも使えるものが良いと勧めた。

 次いで、日本で弁当を作る際に原則とされているというポイントを紹介。その1つが「栄養バランス」だ。主食の炭水化物と肉類などのタンパク質、それに野菜、果物との割合を4:2:1:1にすると良いとした。

 2つ目の原則は「食材の色を考えること」だ。見た目が良くなるだけなく、色が栄養素を表しているため重要で、赤、黄とオレンジ、緑、白、黒をバランスよく入れると良いという。3つ目の原則は「おかずを入れたら動かないように固定すること」だ。そのために、まず大きなものから弁当箱に入れ、空いた空間にその他のおかずを入れ、最後にミニトマトやブロッコリーなどで隙間を埋めると良いと提案した。

 記事は最後に、食べたいけれど痩せたい人は、昼食を弁当にするのが良いと指摘。栄養バランスの取れた弁当を作ることで、苦労して健康的な食事を探す必要もないとし、夫や子どもを愛しているなら健康的な弁当を作ってあげるのが一番だと結んだ。

 冷めた食事を食べる習慣のない中国では、弁当はほとんど浸透していない。しかし、中国では外食だとどんな食材や油を使用しているかも分からず、不衛生な環境で作っているところも少ないため、衛生面や健康を考えたら日本の弁当文化は中国向きとも言える。台湾で弁当文化が普及したように、中国でもこの先、弁当が普及していくのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)