アニメや漫画の舞台となった実在の土地を訪れることは「聖地巡礼」などと称され、日本では若者を中心に見られる行為だが、日本の聖地をめぐるために訪れる中国人も少なからず存在する。中国メディアの今日頭条は2日、漫画「スラムダンク」の舞台である湘南を「聖地巡礼」のために訪れたという中国人の手記を掲載した。

 中国ではバスケットボールの人気が非常に高く、同時に漫画「スラムダンク」も連載終了から長い時間が経過しているが、根強い人気を誇っている。この中国人も「スラムダンク」が大好きだったらしく、舞台となった湘南を訪れたいという気持ちが強く、初めての訪日につながったようだ。

 記事は、江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅の踏切の写真を掲載し、聖地を訪れた喜びを綴っている。この場所はスラムダンクのアニメのオープニングに登場する場所として、中国や台湾から訪日する観光客の人気スポットとなっている。実際にこの中国人が訪れた時も、日本人を含めた様々な国の人が写真撮影を行っていたようで、外国人にとってスラムダンクがいかに人気であるかがよく分かる。

 鎌倉高校前駅の踏切以外にも、記事にはたくさんの写真が掲載されており、「聖地巡礼」のために訪れた湘南がすっかり気に入ったと伝えている。日本の漫画やアニメが好きだという点から、この中国人はもともと日本が嫌いではなかったようだが、それでも外国人の足をわざわざ日本に向けさせる力を持つ漫画やアニメが日本の「ソフトパワー」としていかに優れた存在かが良く分かる。(イメージ写真提供:(c)ziggymars/ 123RF)