近代以降、日本社会の進歩に伴って発展してきたのが、お酒にまつわる文化だ。今の日本ではビールや日本酒、焼酎をはじめ、古今東西の様々なお酒が流通しており、毎日大量に消費されている。中国メディア・今日頭条は10月31日「日本人の酒に対する深い愛は、一種の文化を作り上げた」とする記事を掲載した。

 記事は、日本で一般的に飲まれるお酒が日本酒、焼酎、ビールであり、最もよくお酒が飲まれる場所は居酒屋であると紹介。そのうえで、お米の芯を使って醸造される日本酒の吟醸酒は特に人気があり、おいしいお米が収穫され、豊富な水源をもつ東北や北陸地域で盛んに生産されていると伝えた。

 また、比較的改まった宴席でよく飲まれる日本酒に対し、焼酎はよりリラックスした大衆的な場所で飲むのに適していると説明。焼酎文化は特に九州地方で発展しており、鹿児島では「酒」と言えば焼酎を指すほど現地人が焼酎を愛して止まないとしている。さらに、沖縄で作られる泡盛も焼酎同様蒸留酒に属し、アルコール度数が焼酎よりも高いことで知られると紹介した。

 記事はそのうえで「嬉しい時も、楽しい時も、腹立たしい時も、悲しい時も、お酒は人の心を癒してくれる。それは日本人の専売特許ではないが、古より日本人が日本酒をはじめとするお酒が大好きだということは間違いない」とし、日本のお酒文化に見られる特徴を挙げている。

 まずは「仕事帰りに日常的に友人や同僚とお酒を飲みに行き、泥酔することも珍しくない。会社の飲みを断ると、付き合いの悪い人物とのレッテルを張られることになる。日本人は仕事のストレスが大きく、居酒屋で酒を飲むことでようやくストレスから解放されるのだ」とした。

 また、日本人が普段飲む酒はアルコール度数がせいぜい15度程度であり、40度50度の蒸留酒を好んで飲む中国人に比べると酒量は少ないと説明したほか、日本人は特に伝統的な祝祭日や花見といったイベントでお酒を飲みながら楽しむことを好むと紹介している。

 これからの時期、熱燗やぬる燗、焼酎のお湯割りなどが非常においしく感じるようになる。お酒が進めばつまみも進み、締めにラーメンも欲しくなる。くれぐれも、飲みすぎ食べ過ぎにはご注意を。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)