少子化は日本社会の大きな問題の1つであり、日本政府は出産や子育てを支援する政策を通じて出産を奨励している。中国はこれまでは1人っ子政策ゆえに基本的に1人しか子どもを生めなかったが、最近になって2人目を産むことが可能になった。とはいえ、出産事情は日本と大きく異なるという。中国メディアの捜狐は10月25日、「日本で女性が出産するということ」について、中国と比較しながら紹介する記事を掲載した。

 記事によると、そもそも出産に対する考え方からして違うという。まず日本では「出産人数の制限」がないことを紹介。また日本は、地域によって違いはあるが中国に比べると産婦人科が多く、個性的で細やかなサポートが受けられる個人病院や助産院があるのも特徴だとした。

 また、中国では帝王切開での出産が非常に多いが、日本ではなるべく自然分娩にして、やみくもに帝王切開をしないと紹介。しかし、陣痛を伴って出産すべきとの伝統的な考えが強いため、帝王切開で出産した人はコンプレックスを抱える場合が多いと、中国との違いを強調した。

 さらに、別の大きな違いは「政府の補助」があることだ。中国では子どもを産みすぎると罰金が科せられたが、日本では子どもを産むたびに逆に出産育児一時金が支給され、妊婦がどれだけ大切にされているかがよく分かる。記事は結びに、日本の妊婦は助産師によるきめ細やかなサポートが得られるため、出産時にも安心感があり、陣痛の緩和につながっているようだと伝えた。

 このように見てみると、日本と中国の出産事情には大きな違いがあることが分かる。病院からのサポートが期待できないためか、または家族のきずなが強いためか、中国では妊娠・出産・育児は一族の一大事として親族の介入と手厚い世話があるのが特徴だ。核家族の多い日本では、やはり自分に合った病院でプロのサポートを得ながら出産する今のシステムが理想的と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)