海外からの観光客を虜にする日本ならではのサービスは複数存在するが、そのうちの1つに挙げられるのはコンビニエンスストアだ。中国では「便利店」と呼ばれているコンビニだが、日本と中国ではコンビニが提供する利便性に大きな違いがある。

 中国国内のコンビニを利用したことのある中国人からすれば、細やかなサービスが提供されると同時に、質の高い商品が販売されている日本のコンビニはまさに「日本ならでは」の存在のようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人の便利店は名前のとおり、とても便利だ」と称賛し、日本人はコンビニの利便性を極致の水準まで高めているとする記事を掲載した。

 記事は、日本にコンビニが初めて誕生したのは1974年のことで、現在は日本だけでも5万5000店を上回るほど普及したと紹介。人口比で見ると人口100万人当たりの店舗数は日本では433店ほどになるが、中国では同数字は54店ほどにとどまると指摘、日本のほうがより「身近さ」な存在であることを指摘した。

 中国にも存在する「便利店」であるが、日本のコンビニは24時間営業しているだけでなく、公共料金や税金など各種支払いが可能で、銀行のATMもあり、さらには宅配荷物の受け渡しまでできることを指摘し、質の高い商品まで販売されている日本のコンビニは「その名のとおり、とても便利だ」とした。

 また日本のコンビニではおでんのような熱々の食べ物から冷たい飲み物が販売され、美味しいコーヒーやドーナツのようなおやつ、フライドチキンのような惣菜まで販売されていると紹介。中国のコンビニは若者が主なターゲット層であるのに対し、日本はあらゆる年代がターゲットであることからも「いかに日本人にとって便利な存在かが分かる」と指摘した。

 記事は、日本のコンビニでアルバイトをした経験を持つという中国人の見解として、「日本のコンビニは商品に季節感があり、専門店の味に負けない食べ物が売られている」としたほか、「袋詰めにも配慮」があり、女性用ナプキンなどは中身が見えないように紙袋に入れたり、バレンタインデーなどのギフトものはラッピング袋に入れてくれるサービスまであると指摘。日本のコンビニは専門店にも負けない味やサービスがあり、しかもそれが非常に身近に存在すると指摘、日本人はコンビニの利便性を極致の水準まで高めていると驚きを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)photochicken/123RF)