中国メディア・今日頭条は30日、日本メーカーの自動車が高燃費なのは、単に車体が軽いという理由だけではなかったとする記事を掲載した。

 記事は「われわれは普段、日系車は燃費が良いというイメージを持っている。しかし、往々にして材料をケチっているために車体が軽く、燃費が良いという誹りを受けることがある。実は、日系車の燃費の良さは単に車体が軽いことだけが理由ではないのだ。エントリークラスの自動車は、どの国の車でもほとんど同じ重さなのだ」と説明。そのうえで、車重以外に日本車の燃費向上に貢献している要素を4つ挙げている。

 1つ目は、ハイブリッドエンジンだ。「ハイブリッドはトヨタの代名詞のような存在になっている。世界で数千万台売れていることが、性能の良さの証明だ。100キロメートルの燃料消費が7リットルで喜々としている時、同クラスのハイブリッド車の燃費は5リットル以内に収まるのである」とした。

 2つ目はCTV変速機構を挙げている。「他国のクルマがなおもATを採用するなか、日系車はCVTを重用している。固定のギア比がなく、大部分の状況においてベストなギア比で走行する事ができる。そのため、マニュアル車よりも燃費を稼げる可能性さえあるのだ」と説明した。

 3つ目は、幅の狭いタイヤだ。日系車は幅の比較的狭いタイヤを履かせることで接地面を少なくして摩擦を減らし、燃費を高めるという考え方によるもので、記事は「もっとも単純で粗暴なやり方ではあるが、その効果は侮れない」としている。

 そして最後に挙げたのはエンジンの性能である。記事は「より高い熱効率を実現すれば、燃費はより良くなる。現在、日本の主流ブランドのエンジン熱効率はすでに40%に達し、高い水準となっている」と説明した。

 記事が示した日本車の燃費を高めている4つの要因は、裏を返せば日本の自動車業界が執拗なまでに燃費にこだわってきた結果備わった特徴とも言える。しかしここに来て消費者のニーズは安全性能に傾きつつあり、走行性能を求める声も再び強くなっているという。ニーズの微妙な変化により、日本車が持つ特徴もまた新たな変化が生じてくることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)