中国のネット上ではしばしば「日本は核開発の野望を持っている」という論調が持ち上がり、議論が起きることがある。中国としては日本に侵略された過去があるがゆえに、日本の国防や防衛に対して疑心暗鬼になっているという側面はあるかもしれない。

 中国メディアの今日頭条は29日、日本には核兵器を製造するだけの能力はあると伝えつつ、日本にとって核保有は決して絵空事ではないと警戒を呼びかける記事を掲載した。

 記事は、第二次世界大戦で敗北した日本は戦後、米国から様々な制約を課されたと伝える一方、近年は憲法改正の議論が起きるなど、軍事に関わる制約から脱却を目指しているように見えると指摘。北朝鮮の核問題を受け、日本国内では一部で核保有の議論が起きていると主張し、中国人としては懸念を感じざるを得ないと論じた。

 続けて、日本には第二次世界大戦中に核開発を行う計画があったのは事実だとし、基礎的な技術や知識は存在すると指摘する一方、日本が核兵器を保有するうえでの障害は「政治面」だけであり、政治的な障害さえクリアすれば日本は非常に短期間で核兵器を開発することができるはずだと主張した。

 また、日本は国内に原発を持つだけあって、核兵器の開発に必要な材料も確保することができるとし、日本はもはや核兵器を開発するだけの能力は十分にあり、「その気になれば瞬く間に製造できるはず」と主張。中国にとっては枕を高くして寝られない状況にあるのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)(