中国国内では近ごろ、マクドナルドの社名が「金拱門」という名前に変わったことが話題になっており、そのネーミングセンスを巡って議論が起きている。中国メディア・今日頭条は30日「日本と中国のマクドナルドは何が違うのか」と題し、社名以外に異なる点について紹介する記事を掲載した。

 記事は両国のマクドナルドにおける最大の違いは「食べた後に自分で片付けるか、そのまま放置するか」であると指摘。中国ではテーブルの上に食べ終わった包み紙やトレーを置いて帰り、片付けを清掃員に託すのが普通だが、日本では自分でゴミをゴミ箱まで運び、紙、プラスチック、飲み残しを分けて捨てるのが当たり前になっているとした。また、図を使ったその指示は極めて明快であり、外国人であっても処理に戸惑うことはないと伝えている。

 そのうえで「中国の状況について、民度の問題だという人がいる。しかしこれは、純粋に経営戦略や顧客の位置づけが異なることによる違いなのだ。まず、日本では店員の人件費が高く、コストダウンのためになるべく店員の人数を減らすのだ。一方、同じファストフード店でも吉野家や松屋では自分で片付ける必要がない。なぜなら、店の面積が小さいからだ。マックのお店は面積が比較的広く客が分散して座るので、少ない店員では処理しきれなくなる。そこで、お客さん自身に片付けてもらうのがベストな選択になるのだ」と論じた。

 記事はまた、日本ではマクドナルドの公式アプリの人気が高いとも指摘。その理由は、アプリをダウンロードすれば割引クーポンが手に入るからであるとした。また、日本ではポテトを注文した際に客の方から求めないとトマトケチャップが提供されない点も中国との違いとして挙げている。

 日本のマクドナルドでは、客による細かい要求に可能な限り応じてくれる。ハンバーガーのピクルス抜き、ポテトの塩抜き、ドリンクの氷抜きはもちろん、チーズバーガーのチーズ抜きという不可思議なリクエストにも嫌な顔をすることなくこたえてくれる。中国のマクドナルドでも、このような細かい注文に対してスマイルで応じてくれるのかが、気になるところだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(c)TEA/123RF)