中国メディア・今日頭条は29日、日本が独特の文明を持つ国であり、その特徴から日本国内には多くの歴史遺産が残っているとする記事を掲載した。

 記事は、古代から現代にかけて日本が発展するなかで特徴的な5つの点を紹介している。1点目は「日本が基本的に単一民族国家である」ことを挙げた。「世界で人口5000万人以上を抱える単一民族国家を作ったのは朝鮮民族と大和民族しかいない。これらの民族はずっと同じ土地で生存し、その場所を離れたこともなければ他の文化に同化させられたこともない」とした。

 2点目は「日本はものの保存に長けている」ことだ。「奈良と京都の古い都が現在まで残されている。唐代建築を研究する専門家はみんな日本へ行く必要がある。かたやわれわれ中国は総じて古いものを破って新しいものを作る国であり、清代や明代の建築しか数多く残っていない」と論じている。

 3点目は「歴史上、朝廷が交代したことがない」点を挙げた。「日本の史書では紀元前660年に即位した神武天皇が初代天皇とされている。武家の勢力が強かった時代には実権を失ったものの、それでも国の最高指導者であり続けた。起伏はあるが、朝廷が交代したことはなく、世界で現存する最も古い皇室になっているのだ」と伝えた。

 4点目は「近代に民主革命が起きなかったこと」としている。「資産階級による革命も、無産階級による革命もなかった。近代化は全てトップダウンで行われた。その主たる役割を果たしたのは明治維新、そして第2次大戦後米国占領期における民主制度改革だ」としている。

 そして最後に挙げたのは「これまで外来民族に占領、侵略されたことがない」点だ。「黒船事件があるではないか、という人がいる。しかしそれは侵略ではない。武力による威嚇でなければ、その目的も土地や資源ではない、通商を求めるものだった。日本人はむしろ、黒船事件があったからこそ世界に目が向いたとして、ペリー公園があったり、毎年ペリー来航に因んだイベントが行われたりしているのだ」と説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)