日本ではスーパーやコンビニなど各所で販売されている鶏卵を生のままで食すことができるが、中国では卵を生で食べる習慣がなく、生で食べることを前提とした管理・流通も行われていない。

 日本のアニメやドラマに触れる機会の多い中国人にとっては、作中に登場する卵かけご飯などを通じて、「日本人は卵を生で食べる」ことを知っているようだが、中国メディアの捜狐は26日、「日本のドラマに触発されても、中国では生卵を食べてはいけない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本のドラマや映画では「日本人が卵を加熱せずに、生のままで食べるシーンを見たことがある人は多いはず」とし、中国人の間でも「卵かけご飯」は広く知られた存在と紹介。中国ではまず見られない卵かけご飯は「見るからに美味しそうで、作り方も簡単であるため、真似したくなる気持ちはよく分かる」と主張する一方、中国国内で販売されている卵は生で食すことを前提とした生鮮管理などは行われていないため、生で食べることはできないと注意を呼びかけた。

 では、仮に中国の卵を生で食べるとどうなるのだろうか。記事は「卵にはサルモネラ菌がいる可能性があり、中国の卵は殺菌処理していないために食中毒を起こす可能性が高い」と指摘。高齢者や子どもなど免疫力の低い人が中国で生卵を食べれば、場合によっては死に至る危険性もあると指摘した。

 それゆえに日本と中国の卵は見た目こそ大きな差はないが、日本に卵は生で食すことを前提とした処理や管理が行われており、日本のドラマなどに登場する「卵かけご飯」が美味しそうに見えても中国では絶対に真似してはならないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)