海外旅行に出掛ける前にはガイドブックなどを参考にして、どこで何をするかなど色々考える。想像を色々膨らませることも非常に楽しいことだ。昨今、日本を訪れる中国人観光客が非常に増えているが、中国人は日本を訪れる前にどのような想像を膨らませているのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は23日、「日本を訪れるとしたら、何を見るべきか」という記事を掲載し、中国人の視点で日本のおすすめの見所を紹介している。定番の観光地として東京タワーや浅草寺、新宿などを挙げているが、本当に見るべきはローカルな日本や日本人の日常生活だと伝えている。

 記事はまず「日本は伝統と現代化が共存する国」であり、非常に不思議な国だと紹介。それだけに中国人にとっては惹きつけられる点も多いとし、たとえば通勤ラッシュや登下校する学生を観察するだけでも面白みがあるとした。日本ではビジネスパーソンの多くが一様にスーツを着用して出勤しているが、中国では誰もが一様にスーツを着ている姿を見ることはない。また、学生はおそろいのジャージで登下校しており、学生服や制服を着ている姿が新鮮なのだろう。

 また、電車が定刻に到着し出発することや、デパートや映画館など公共の場所に点字ブロックや点字表記がされていることを紹介。中国ではバスも移動手段の1つとして広く利用されているが、路線バスに時刻表はなく、いつ来るかは分からないのが普通だ。また目の不自由な人のための点字表記などどこにもない。

 ほかにも記事は、日本の居酒屋を紹介している。最近の中国では日本の居酒屋が流行していて、居酒屋風の店が増えていることから、ぜひ本場の居酒屋を体験すべきということなのだろう。記事は日本を訪れるならば、日本人にとっての日常を体験することを薦めている。ツアーに参加するのではなく、個人ビザで訪日すれば本当の日本を体験できるとしている。

 日本を初めて訪れた人は定番の観光地をめぐる旅でも良いかもしれないが、何度も訪れている中国人であるならこうした本当の日本の日常を体験してみたくなるのだろう。日本に興味を抱いて何度も日本を訪れてくれるのは非常にうれしいことであり、個人ビザで訪日した場合はぜひ日本と中国の日常生活の違いを見て欲しいところだ。きっと記事が紹介しているような、さまざまな違いが見えてくるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)