中国メディア・今日頭条は24日、日本を訪れる外国人観光客が抱えている不満について紹介する記事を掲載した。2020年の東京五輪に向けて外国人観光客の呼び込みや受け入れ体制を強化している日本だが、外国人観光客の目から見てどのような問題や課題があるのだろうか。

 記事は「日本は毎年2000万人の外国人観光客を受け入れる観光大国であり、観光客の接待に大きな心血を注いでいる。しかし、さまざまな場所からやってくる観光客を受け入れるなかで一部至らない点があることは否めない」とし、現在日本の観光業が直面している深刻な問題に、言語のガイドが不足している点にあると指摘した。

 そのうえで、浅草寺を観光していたラオス人の観光客が「これはなんだ、全くわからないじゃないか。誰も説明してくれない」との不満をこぼし、同行者が英語でガイドに伝えたところ、ガイドの顔に気まずい表情が浮かんだと、事例の一つを紹介している。

 また、日本政策銀行などが実施した訪日外国人意向調査において「風景や建築物に対する説明不足」、「ホテルや観光スポットが見つけにくい、交通費が高すぎる」といった点が、主な外国人観光客の不満として挙がったことを伝え、最も不満が多かったのは「英語が通じないこと」だったとし、欧米の観光客でもアジアの観光客でも英語で助けを求めた際になかなか回答が得られなかったとの不満を抱いていると説明した。

 記事はさらに、もう1つの大きな問題として交通費の高さについて言及。バックパック旅行を好む欧米の観光客にとっては大きな悩みであるとした。そして「2020年の東京五輪を控え、日本は国を挙げて外国人観光客の受け入れに力を入れている。しかし現在、依然として問題は少なからず存在する」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)bennymarty/123RF)