日本人にとって「中国人はおおらかでプライバシーをあまり気にしない」というイメージがあるが、中国人からすると日本人の国民性は何とも奇妙に映るらしい。中国メディアの今日頭条は21日、「日本は世界で最もおかしな国」と評して、すべてが矛盾だらけだとする記事を掲載した。

 この記事では、カメラ片手に旅行するというテーマで、日本の日常を観察した感想を記している。雑誌が所狭しと詰め込まれた小さなブックスタンド、路地裏にある中華料理店のわきで座り込んでたばこをふかす若者、昔ながらの屋台で酒を飲む客と陽気に笑う店主などの写真だ。

 記事は、日本には「個人と全体との間」に永遠に消えない線引きがあるように感じるとしている。和を大切にする社会なのに、「個」も大事にしてプライバシーも重視しているのは「矛盾」していると感じるらしい。

 また、昼間と夜の間にも「はっきりとした区別」があることにも矛盾を感じるという。人びとが整然と静かに出勤する朝の写真を掲載し、日本人の昼間の顔は「歯車の部品」のように整然としているのに、夜になると一転すると指摘した。ネオンの輝く街では、飲み屋に人々が集まってにぎやかになり、人びとは「昼間の仮面」を取って個性を放ち、別人になると伝えた。

 プライバシーについての考え方や昼間と夜のギャップは、日本人からすればメリハリをつける、またはオンとオフを使い分けているだけと言えるだろう。これが中国人に「奇妙」に見えるというのはもはや考え方の違いと言えそうだ。文化や習慣は国によって異なっており、互いの違いを理解し尊重すれば、互いに違っていても良い関係を築くことができるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)vanbeets/123RF)