18日に行われたサッカー・AFCチャンピオンズリーグ準決勝、浦和レッズ―上海上港の第2戦でホームの浦和レッズが1−0で勝利し、決勝進出を決めた。中国メディア・網易体育は18日、浦和を勝利に導いた大きな要因は「震撼を覚えるほどの浦和サポーターの応援にあった」とする記事を掲載した。

 記事は「浦和がホームで中国スーパーリーグのクラブに負けたことがないのは、彼らのサポーターの応援も直接的に関係している。今晩、埼玉スタジアム2002では、浦和のサポーターが再び中国サポーターに魔のホームの空気を感じさせた」とし、18日の試合でも開始前から浦和サポーターたちが同じ服装で高らかにチャントを歌いながら飛び跳ねる様子が見られたことを紹介。中国のサポーターが数秒間しか飛び跳ねないのに対して、浦和のサポーターたちはとても長い時間ジャンプし続けていたと伝えている。

 中国のサポーターが浦和サポーターの圧倒的な応援を初めて実感したのは、2007年のAFCチャンピオンズリーグ決勝戦だと記事は指摘する。中国ではインパクトある応援で知られた上海申花が浦和と対戦した決勝戦、上海申花のホーム戦では3000人の浦和サポーターが現場に駆けつけた。そしてその3000人のサポーターが相手サポーターの声援をかき消すほどの勢いだったとのことだ。

 記事は「10年が経過した。中国サポーターの応援は依然として覚束ない。一方で日本のサポーター文化はさらに大きくステップアップしている。われわれはこの点について、確かに多く学ぶ必要がある」と論じている。

 熱狂的な応援という点ではおそらく本場欧米のサポーターのレベルが更に高いかも知れない。しかし、応援の一体感、団体的な応援という点では確かに日本は独特のものを持っている。野球の応援がその最たる例だ。プロ野球だって最初は笛や太鼓の三三七拍子だけだったのが、今や選手それぞれの応援歌が作られ、広島東洋カープの「スクワット応援」をはじめとする個性的な応援形態が作られてきた。

 どのような応援をすれば一体感が出て、味方選手の力になれるか・・・「加油!」コール一辺倒の嫌いがある中国の応援形態にも工夫が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:写真AC)