中国メディア・今日頭条は15日、「韓国の自殺率は遥かに日本を上回っている」としたうえで、韓国のネットユーザーが示した意外な理由について紹介する記事を掲載した。

 記事は「日本の自殺率の高さは世界的によく知られている。社会におけるさまざまなストレスが大きいことが原因だ。しかし、最近の研究によれば、韓国の自殺率は遥かに日本より高いという。韓国では2011年以降、全体の自殺率は低下し続けているが、驚くべきことに青少年の自殺率はこれに反して上昇しており、10万人に5人の青少年が自殺しているのである」とした。

 そのうえで、韓国のネットユーザーがある調査を実施したことを紹介。韓国で人気のテレビドラマに出現する自殺シーンを数えるというもので、70作品のうち48作品にそれぞれ異なる自殺のシーンが出現することが分かった。「これは心が未成熟な青少年にとっては実に悪い影響を与えるものだ」と評している。

 また、韓国国内の専門家は、ドラマに出演する韓国のタレントたちが青少年の行動のお手本となっており、テレビドラマで自殺シーンが頻出する状況は、自殺が人生における選択の一種であるという錯覚を青少年たちに与えるものだと指摘していることを紹介した。

 記事は「韓国のテレビドラマは多くの若者の人気を集めており、出演者たちの服装や行動を意図的に模倣する青少年も少なくない。韓国ドラマはおもしろいとは思うが、ファンはあまりドラマの中にのめり込みすぎないようにしてほしい」と結んでいる。

 韓国ドラマが韓国国内の青少年の自殺件数を増やしているというこの説は、最大の理由ではないかもしれないが、さまざまなものが美化されたドラマの世界に魅了された青少年が、現実の生活で大きな挫折や苦悩を味わったとき、ドラマで見たシーンを思い出して真似ようと考える可能性は少なからずあるだろう。夢とうつつの境界線は、しっかりと張っておかなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)