中国市場で日系車の販売が好調だ。ホンダも販売を伸ばしている日系メーカーのうちの1社で、7月に投入した新型のCR―Vもなかなかの人気のようだ。中国メディアの今日頭条は14日、新型CR―Vを購入したという中国人がその魅力について語った記事を掲載した。

 CR―Vは2004年に中国で販売を開始して以来、累計150万台以上販売されており、中国で根強い人気を誇っている。新型CR―Vにはハイブリッドモデルとターボエンジンモデルがあるが、中国ではターボエンジンを好むユーザーが多いため、人気を集めたことが容易に想像できる。

 記事では、ダブルマフラーを採用した外観のデザインなどを高く評価。ハンドルにはさまざまな機能のボタンやスイッチ類が付いていて、非常に便利で、標準のモニター画面も非常に大きく、燃費が良くて安くて何の欠点もないと絶賛した。

 反日感情が根強く存在する中国では、やはり心のどこかで日系車を購入することに抵抗を感じるという人は少なくない。この記事の中国人も「何となく気が引けた」としつつも、実際に新型CR―Vを買ってみたら「本当に良い車で、購入して良かった」と述べている。

 この点について、中国のネットユーザーからも「自分で苦労して稼いだお金なのだから、好きな車を買えば良い。何にも気がねすることはない」、「自動車の購入と愛国は関係ない。お金があるならどの車を買っても良いと思う」、「自分のお金だろう?それに中国で作っている車だし」など、日系車の購入に肯定的なコメントが多く寄せられた。

 中国の自動車市場は全体的に伸び悩んでおり、現在でも対日感情が好転したとは言えないが、中国市場における日系車の健闘ぶりは際立っている。理性的な消費者が増えたことに加え、訪日中国人が増加していることも、日系車のイメージアップにつながっているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)yancha/123RF)