中国メディア・新華網は12日、日本の組織が実施した世界の都市ランキングで、北京と上海という中国の2大都市が上位に入ったと報じた。

 記事は、日本の森記念財団都市戦略研究所が12日に発表した世界の都市実力指数ランキングを紹介。総合力のランキングではロンドン、ニューヨーク、東京がトップ3となり、シンガポールが5位、香港が9位に入ったとした。

また、ジャンル別のランキングでは北京と上海が経済力部門で強さを見せ、それぞれ3位、5位に入ったほか、上海が交通部門で3位、北京は文化部門で7位につけたことを伝えている。

 世界の都市実力指数は2008年から世界の主要都市の総合力を測る指標として毎年発表されてきた。08年当時の総合トップ10は東京以外すべて欧米の都市で埋め尽くされていたが、今年のランキングではシンガポール、ソウル、香港といったアジアの都市が顔を揃える用になったとのことだ。

 記事は米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のアレン・J・スコット名誉教授が「上位3都市ばかりに注目すべきではない。アジア、特に中国の都市のランクはますます上昇している。これらの都市の発展速度は高く、巨大な潜在力を秘めているのだ」と解説したことを併せて紹介した。

 中国のメディアやネットは、世界各国の企業や団体が発表した各種ランキングを紹介し、議論するのが好きだ。これまではこのような世界の都市ランキングにおいて中国は日本や韓国としばしば比較され、両国に遠く及ばない、あるいは圏外であると伝えられることが多かった。しかし今後はますます各種のランキングの中で中国の存在感が高まってくることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)