秋は収穫の季節。全国各地の小学校や幼稚園では敷地内や近所の畑で栽培したサツマイモを収穫する「お芋掘り」のイベントが行われる。中国メディア・今日頭条は11日、「日本がどうして強くなったかは、この話で分かる」として、ある幼稚園での芋掘りに関するエピソードを紹介した。

 記事は「日本のある幼稚園で行われた芋掘りでは、先生が子どもたちに『掘った芋は好きなだけ持ち帰っていい。ただし、全て自分でリュックに背負って歩いて持ち帰ること』と伝えられた。たくさん持ち帰ろうと5キロもの芋を背負う子もいたが、その足どりは徐々に重くなり、はしゃぎ声も聞こえなくなる。やがて座り込んでしまう子や、泣き出してしまう子もいる。それでも子どもたちは『自分でこれだけ持って帰ると決めたのだから、その責任を最後まで負わなければいけない』と考え、決して諦めないのだ」と伝えた。
 
 そして子どもたちは、泣いてしまった子や動けなくなってしまった子のリュックを別の子が後ろから支えてあげるといった協力行動を取り始め、みんなでゴールを目指すと紹介。最終的にはみんながリュックいっぱいのサツマイモを入れたまま幼稚園まで歩ききるのだと説明している。

 記事は「大量の芋を背負うという自分の行動を後悔しつつも、その行動に責任を持って最後までやり遂げる。こういった体験や学びから得られる忍耐力、強靭さ、責任感はどんな説教よりも深く、得るものも多いのだ。そしてまた、団体のメンバーどうしとして互いを気にかけたり、協力したりするという行動を促すことにもつながるのだ」と解説した。

 中国のネットユーザーからは「日本の教育は中国とは大きく違う。中国は知識を教えるばかり」、「わが国は日本の教育方法を学ぶべきだ。さもなければ、子どもがみんなダメになる」、「良いことは学ばなければ」といった感想が寄せられた。

 大人になるにつれて、特に社会に出てからは、途中で投げ出したくなるような苦難に直面することが多くなる。そこで容易に投げ出すか、チャレンジし続けてみるかは、小さい頃からのチャレンジ体験の積み重ねによって分かれると言えそうだ。記事が紹介した子どもたちにとっては、芋の甘い味とともに終生忘れ得ぬ思い出になるとともに、人生の大きな糧となることだろう。(編集担当:今関忠馬)