今や世界的に有名になっている日本の食文化。その代表格は寿司や刺身、天ぷら、懐石料理などの本格的な和食である。しかし、日本ではより庶民的で手軽に楽しめる「B級グルメ」の文化も大いに発展しているのだ。中国メディア・今日頭条は5日、B級グルメについて紹介する記事を掲載した。

 記事は「多くの訪日観光客は、寿司や和牛、ラーメンなどの有名な日本料理を食べることだろう。しかし、日本の料理にはB級グルメと称される、絶対に見逃すことのできない国民的な料理がたくさん存在するのだ」と切り出した。

 そしてB級グルメについて「一般家庭で日常的に食べられている料理で、日本各地にあり、日本のグルメ文化の一部分になっている。日本のどこを旅しても、きっとおいしいB級グルメに出会うことができる」と説明。また、価格もリーズナブルであること、多くは日本的な料理だが、洋風のB級グルメも少なからず存在することを伝えている。

 そのうえで記事は、B級グルメの例を7つ挙げている。カレーライス、オムライス、おにぎり、とんかつ、牛丼、ハンバーガー、あんぱんといったラインナップだ。実にオーソドックスながら、確かに古くより日本人に親しまれてきた王道の大衆食である。

 中国語には、屋台や大衆的な食堂などで売られている手ごろな食べ物を指す「小吃」(シャオチー)という言葉がある。「吃」は「食べる」という意味なので、そのまま日本語にすれば「軽食」ということになるが、日本の軽食をイメージすると「小吃」のイメージからはずれてしまう。「小吃」を日本語に訳すならば、「軽食」よりも「B級グルメ」のほうがしっくりくる。

 日本のB級グルメも奥が深いが、中国のB級グルメである「小吃」の世界も実に深い。そしてどちらも大衆に親しまれるだけあって、おいしいものばかりなのである。餃子、シュウマイ、饅頭、杏仁豆腐・・・、どれも中国を代表するB級グルメだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)