10月1日の国慶節(建国記念日)に絡む大型連休期間中、多くの中国人が日本を訪れた。年々中国人の訪日目的に変化が生じていると言われているが、今なお中国人旅行客の消費意欲は旺盛で、買い物を楽しみに訪日する中国人は多い。

 今年も各地で中国人の爆買いが見られたようだが、人気を集めた製品にちょっとした変化があったようだ。中国メディアの今日頭条は10日、中国人旅行客の爆買いといえば家電が中心だったが、今は何と「折りたたみ傘」が人気を集めていると紹介した。

 温水洗浄便座や電気炊飯器が過去に人気を集めた際も、中国では「便座も炊飯器も中国国内で買うことができる」という声が高まったが、折りたたみ傘ももちろん中国国内で購入できる。では、なぜ中国人旅行客の間で折りたたみ傘の人気が高まっているのだろうか。

 記事は、「日本を訪れる中国人旅行客の間で、可愛いらしい袋に入った折り畳み傘が人気を集めている」と伝え、一部の店では昨年に比べて折りたたみ傘の売れ行きが20%も伸びたと紹介。特に高品質かつ高価格の傘が売れるのだという。

 続けて、銀座に店を構える小売業の関係者の話として「中国人の爆買いはすでに収束したと言われるが、折りたたみ傘の売れ行きは飛躍的に伸びている」と紹介。折りたたみ傘は空港などでも売れるため、これによって売上高を大きく伸ばしたメーカーもあるほどだと紹介した。

中国でも折りたたみ傘は容易に買い求めることが可能だが、単色であったりしてそっけないデザインであることが多い。日本で販売されている傘は可愛らしく、おしゃれな袋に入っていること、そして品質が高くて壊れにくいことが人気の理由のようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:写真AC)