トヨタが2018年に、高級車センチュリーを21年ぶりにモデルチェンジすることが明らかになった。今月25日に開幕する東京モーターショーに新型車が出展される予定だ。トヨタの粋を尽くした「世紀の高級車」のモデルチェンジに、中国の自動車ファンも注目している。

 中国メディア・今日頭条は5日「20年の時を経て、トヨタの『日本版ロールスロイス』がついにモデルチェンジする」と伝えた。

 記事は、トヨタが今年の東京モーターショーで、新型クラウンのコンセプトモデルに加えて新しいセンチュリーを出展すると紹介。「中国の消費者にとってセンチュリーは馴染みが薄いかもしれないが、これはトヨタの創始者・豊田佐吉の生誕100周年を記念して1967年に誕生したフラッグシップ級の高級車だ。各代の現役サイクルがとても長く、今回登場される最新でようやく3代目なのである。センチュリーは日本のロールスロイスと称されており、皇室御用達の車の1つ。ごく一部が輸出される以外は日本本土のみで販売されてきた」と説明している。

 そして、公開に先立って発表されたイメージ図からは先代、先々代を踏襲したデザインであることが伺え、寸法は先代よりも長くなっており、また、採用される動力系統は従来のV12エンジンから5リッターの自然吸気V8エンジンにTHSIIを組み合わせたハイブリッドシステムに変更されると伝えた。

 トヨタを代表するフラッグシップカーのモデルチェンジに、中国のネットユーザーは「ロールスロイスと同じクラスではないけれど、このクラスでは間違いなくナンバーワンの質だ」、「民族的な感情はさておき、デザインから技術に至るまで、センチュリーはアジアを代表する高級車だ」、「センチュリーと日産のプレジデントこそ、真の高級車」といった感想を残している。

 また、「いいものはいい、悪いものは悪い。われわれは謙虚にならなければ」、「われわれ中国も早く自分たちのセンチュリーのような自動車を持てるようになってほしい」との意見も見られた。

 先代のセンチュリーが登場したのは20年前の1997年。中国の庶民の多くがマイカーには手が届かず、まだ街が自転車で埋め尽くされていた時代だ。その当時からモデルチェンジすることなく現在まで現役で居続けた自動車が日本にはあるということに、感慨を覚える人も少なくないはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)トヨタ自動車)