日本を訪れる中国人旅行客のなかには、明確な目的を持って「子ども」と一緒に訪日する人もいる。海外を訪れることは見識を広め、異なる文化に触れる良い経験になることは言うまでもないが、中国の子どもにとって日本を訪れることは「成長」につながるのだという。

 中国の旅行予約サイトである携程網は1日、子どもと一緒に日本を訪れた中国人旅行客の手記を掲載し、「日本を訪れることで、子どもと一緒に成長できる」と伝えている。

 記事によれば、日本を訪れたのは小さな男の子を持つ中国人女性だ。ママ友と一緒にそれぞれの子どもを連れ、夫の付き添いなしでママと子どもだけで日本を旅行することになったため、「安全面」と「子どもたちの興味、関心ごと」を第一に日程を組んだという。

 日本滞在中はディズニーランドや富士山、築地市場、東京大学、日本科学未来館などを訪れたというが、それぞれの場所で様々な発見や学びがあったようだ。たとえばディズニーランドでは楽しい思い出ができただけでなく、「来場者が非常に多かったにもかかわらず、誰もがちゃんと列に並び、園内は秩序があった」と紹介。上海や香港にもディズニーランドはあるが、上海などではゴミのポイ捨てや列への割り込み、さらにはトイレではない場所で用を足す客がいるなど、日本では見られない光景も多く、こうした点から日本の秩序を感じ取ったようだ。

 また、富士山やその周辺は環境が良く、よく整備されていたことがわかったと伝えたほか、東京大学では一般向けに開放されていた中央食堂を訪れてみたところ、学生たちが自分で片付けるセルフ式だったにもかかわらず、食堂内は非常に清潔であったことに驚いたと紹介した。

 そのほかにも、日本と中国の違いが各所に見られ、中国のように食べ歩きをしている人が少ないうえ、ゴミがほとんど落ちていなかったこと、公共の場所で騒いている人がいないため、静かだったことなどを指摘しつつ、「日本には短い時間しか滞在しなかったが、日本はルールが多いが、日本人はまるで軍隊に所属しているかのように全てのルールや規則を守っていた」と紹介。一緒に日本を訪れた子どもはもちろん、親である中国人女性にとっても多くの発見と成長があった旅だったと伝え、「日本を旅行で訪れると親子がともに成長できる」と紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)