近年、多くの中国人が日本を訪れるようになった。日本の数ある観光地のなかでも、京都は多くの中国人に人気があるようだが、なぜ京都は中国人を強く惹きつけるのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は29日、日本を訪れる中国人の間で京都が人気である理由について考察する記事を掲載し、中国人の目に映る京都の魅力について紹介している。

 記事は、京都には世界文化遺産に登録されている数々の寺院のほか、祇園で楽しめる舞妓の芸など、独特の文化が観光地としての魅力であると紹介したほか、4方を山に囲まれた地形で生産される野菜は「京野菜」と呼ばれ、美味しい京料理として親しまれていることを紹介した。

 確かに京都には歴史ある神社仏閣の建造物が数多くあり、庭園や伝統芸能、京料理など、日本を代表する古都であるのは周知の事実だが、なぜ中国人は京都を訪れたいと考えるのだろうか。その理由として記事は京都は「日本のあらゆる文化の原点であり、日本人の精神面における原点であり、日本文化を象徴する都市」だからだとした。

 1869年に首都機能が東京に移る前までの1000年あまりの期間、日本の首都としての役割を担ってきた京都は今や、米国ニューヨークと肩を並べる世界的な観光都市だ。中国から伝わり、日本で昇華した文化が今なお京都には数多く現存する。こうした文化を触れたいがために京都を訪れる中国人は少なくないということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)dtkql2009/123RF)