中国人はメンツを大切にする国民性だと言われる。そして中国では自動車は乗っている人の立場や身分を象徴する存在であり、どのブランドの車に乗っているかはメンツに関わることと見なされる場合が多い。

 中国メディアの今日頭条は2日、都市部で暮らす中国人男性がこのほど、購入した「日産のセダン」に乗って郷里に戻ったところ、「家族に大喜びされた」と紹介する記事を掲載、日産車を購入したことで郷里で大いにメンツが立ったことを伝えている。

 中国では都市部で出稼ぎをする農村出身者は少なくない。この中国人男性も農村出身だというが、10月1日の国慶節(建国記念日)の連休で故郷に戻るにあたり、自動車を購入して帰郷することに決めたという。車を購入する予算は15万元(約254万円)ほど用意していたそうで、もともと中国で流行しているSUVを購入しようと考えたようだが、恋人の意見も参考に「経済的かつ実用的、そして耐久性も高い」と聞いた日産シルフィを購入したのだという。

 中国人男性もその恋人も、日産シルフィの外観や乗り心地の良さにすっかり満足したそうで、日産シルフィを運転しながら意気揚々として帰郷したようだ。いざ農村部の故郷に戻ってみると、家族や親族はこの男性が日産車を購入して戻ってきたことに大喜びし、「誰もが嬉しそうだった」と紹介している。

 事実、この中国人男性はシルフィに乗っていると「メンツが立つ」と感じると紹介しているほか、スペックも高く、維持費を含めたコストパフォーマンスは非常に高く、シルフィを購入したことに心から満足していることを紹介した。

 中国の所得水準から考えれば、自動車は決して安い買い物ではない。農村部から都市部に出て、日系車を購入できるということは「都市部で一定の成功を収めた」ことを意味すると言って良いのであろう。この中国人男性はシルフィに乗って帰郷したことで、自分のこれまでの成功を郷里に報告することができ、メンツが大いに立ったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)bankerwin/123RF)