中国メディア・今日頭条は9月29日「日本のこういった部分は人類のお手本にすべきではないだろうか」とする記事を掲載した。

 記事がまず注目したのは、日本人が会話の中でよく行う「あいづち」だ。「日常の会話の中で、日本人は頻繁に相手の話に対してうなずいて『はい』、『うん』と言う。こうして、相手の話をちゃんと聞いているよということを示すのだ」と説明している。

 また、自分の意見を表明する時に婉曲的な言葉を用いる点についても言及。「たぶんそうだと思います」、「私はそう思いますが、あなたはどうですか」など、「私はこうだ」というストレートな表現を避けることで、相手に考慮や判断の余地を残しつつ、自分の意見を示すことができるとした。

 続いては、衛生的な観念についてだ。食事の前、トイレの後、帰宅後には必ず手を洗う習慣があり、公共施設のトイレには消毒作用のある洗浄液が置かれていると説明。また、三食後には歯を磨くこと、風邪をひいたときには消毒薬でうがいをしてウイルスの侵入を防ぐこと、くしゃみをするときには飛沫の拡散を防ぐために口を覆うこと、風邪やその治りかけの際はマスクをすることなども挙げている。

 記事はこのほか、公共の場では大声で騒がずに小さな声で話すこと、ゴミをしっかり分別し、決まった時間に決まった場所に捨てること、行列に割り込むことなく順番を守ることを取り上げた。

 そして最後に「これらの生活習慣を見たら、どうってことないじゃないかと思うかもしれない。でも、こういった習慣が浸透するのは教育の力であり、国民の自覚の表れでもあるのだ」と結んでいる。

 自分の意見をストレートに言わない、というのは必ずしも褒められるべきこととは限らない。過剰に婉曲的な表現を使うことに慣れてしまうと、相手から「自分の考えがない、優柔不断だ」と思われる可能性があるからだ。状況に応じて、ストレートな主張と婉曲的な意思表示を使い分けるのがベストだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)