広大な国土を持つ中国では、一般的に道路の幅は日本より広い場合が多く、幹線道路ともなると4ー5車線ほどある場合もある。また、中国は近年、自動車の普及が進んでおり、自動車保有台数も伸びているが、その背後では自動車事故も増加している。

 日本を訪れる中国人からすると、日本国内で自動車事故を見かける機会はほとんどなく、自動車も多く、道路も狭い日本で「事故が少ないのは不思議」に思えるという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は道も狭くて自動車も多いのだから、本来は事故が多くて当たり前なのに「実際は交通事故によって死亡する人の数も少なく、事故そのものも少ない」と伝え、その理由について考察している。

 警察庁によれば、2016年に交通事故で死亡した人の数は3904人だった。中国の人口は日本の10倍以上に達するが、中国では年間10万人以上が交通事故で死亡しているという指摘があり、人口の比率を考慮しても中国のほうが交通事故で死亡する人が多いことがわかる。

 記事は、日本で交通事故および死亡者数が少ないのは、日本人が「譲り合い」の精神と「ルール遵守」の意識を持っているためではないかと考察し、これは「車もバイクも歩行者も勝手気ままな中国と正反対」だと指摘。日本人の路上におけるルール遵守は「他者の命をそれだけ尊重していることを示す行動」であるとし、日本の交通事故死者数の少なさは「中国を含め、多くの国を驚かせている」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)