中国のネット上には日系車に関する様々な噂が流れている。根拠があって信頼できる噂から、どこに根拠があるのか疑問に思う噂まで様々だ。

 こうした噂について、中国メディアの今日頭条は18日、「日系車について中国でよく耳にする4つの噂」について紹介する記事を掲載し、中国でよく耳にするという日系車についての噂の真相について考察している。

 まず記事が紹介した噂は、「すべての日系車の燃費が良い」というものだ。中国人の中には、燃費が良いので日系車を購入するという人も存在する。だが記事は、中国で製造されている日系車は装備が減らされていて鋼板の厚さも同じではなく、軽量化が測られているゆえに、燃費が良いように感じるだけだと主張している。軽量化は燃費性能の向上には大切なことなのだが、軽量化することをあたかも「悪いこと」であるかのように論じているところに悪意を感じる。

 次に記事は、「日系車は安い」という噂だ。街中では、コストパフォーマンスに優れた自動車を良く見かけるが、日系車にも100万元(約1680万円)を超える高級車も存在することを紹介しており、日系車に「高級車はなく、安い」という噂は決して正しくないとした。

 さらに「日系車は衝突するとすぐ潰れるので安全性能が低い」という噂については、日系車は人の乗るスペース以外の部分を衝突時にあえて潰すことで事故の衝撃を和らげる構造になっていることを紹介し、「安全性能が低い」どころか、乗員に対する安全性能はむしろ高いのだと正しい情報を提供した。

 最後に記事は、「日系車は非常に軽量だから、高速走行している際に風にあおられる」という噂だ。記事は「これはまったく根拠がないこと」だとし、日系車が高速走行時にふらつくというのは嘘だと指摘している。

中国でよく聞かれる日系車についての噂のほとんどがデマである。自動車を購入するときにはネットの噂に左右されずに、自分でじっくり比較検討して購入してほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)