中国では、日本の製品や食品は非常に値段が高いが、それでも品質の高さや安心して口にできることから人気は高い。日本を訪れる中国人が日本製品を爆買いしたことは過去のものになりつつあるが、今でも日本の製品の人気は衰えていない。

 中国メディアの今日頭条は24日、「日本へ行って買い物をする同胞を責めるべきではない」とし、中国人が日本で買い物をしたがる理由は「日本で販売されている食品を見れば分かる」と論じる記事を掲載。「歩く財布」といわれている中国人旅行客がなぜ日本で買い物をするのか、日本のスーパーを例に挙げて紹介している。

 まず記事は、中国のネットでは日本のスーパーは「高級品ばかり」だと思われているが、商品が棚に整然と陳列していることや、床が非常にきれいなことを指摘し、消費者は非常に気持ちよく買い物ができると指摘。さらに、2本で198円の長ネギを紹介し、「非常にきれいに洗われているうえ、形もそろっている」こと、こうした配慮がある時点で中国とは大きく違っていると強調した。中国では重さを測ってもらって野菜などを購入する場合も多いが、捨ててしまう部分も付いたままで販売されていることもある。そうすることで売り手側はより重い状態で売ることができるためなのだが、消費者に対する配慮がかけている行為だと言えるだろう。

 次に記事は果物コーナーを紹介。日本のスーパーでは果物が1つ1つ包装された状態で販売される場合があり、たとえばスイカもすでにカットされていて、すぐ食べられる状態で販売されていることを写真と共に紹介した。また、肉もとても新鮮なうえ、調理しやすいように切られていること、また、白菜は「中の葉っぱの詰まり具合や、虫がいないか見えるように4分の1にカットされて販売されている」と紹介した。

 最後に記事は、「人の目は鋭いし、人は皆自己中心的。少ないお金で最も良い商品を購入したいと思うものだ」とし、中国人消費者が日本で買い物をすることを「責めるべきではなく、日本には買い物したくなる理由があるのだ」と論じた。中国人にとって、安全かどうか分からない自国の商品より、多少値は張るが安全な日本の食品や商品のほうが良いということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)