近年、多くの中国人が日本を訪れている。何度も日本を訪れている中国人も多く、日本旅行のリピーターとなった中国人たちは「日本ならでは」の体験や文化を味わおうとする傾向があり、東京や大阪のような都市部ではなく、中国人がなかなか訪れない地方などを訪れたがる傾向にある。

 近年特に人気が高まっている日本ならではの文化といえば「温泉」もその1つだ。中国にも温泉は存在するが、日本で言うところの「温泉プール」のような形態であることが一般的で、風光明媚な自然を眺めながら湯に浸かるという日本風の温泉施設はまず存在しない。

 中国メディアの今日頭条は22日、「日本への初めての温泉旅行」を体験したという中国人の手記を掲載し、日本での温泉体験について紹介している。この中国人はこれまで日本を何度も訪れたことがあり、温泉については耳にしていたため存在は知っていたという。だが、日本の温泉を体験する機会がなかったり、見知らぬ人と一緒にお風呂に入ることに抵抗があったりと、これまで一度も体験したことがなかったそうだ。

 訪日経験は豊富でありながらも、温泉未体験ということを知った日本人の友人が、この中国人を東京から電車で1時間ほどの場所にある温泉に連れて行ってくれたそうだ。そこは日本の伝統的な温泉旅館で、自然に恵まれていて、非常に良い露天風呂があったことを紹介。最初はお湯が熱く感じたようだが、体が慣れてくるにしたがって、旅の疲れが癒されるような心地良さを感じたようだ。

 また、見知らぬ人と一緒にお風呂に入るということで緊張していたようだが、次第にその緊張もほぐれてきて、空を見上げれば満点の星空が広がっていて、大いに感動したと紹介。日本の温泉体験は今でも鮮明に記憶に残っていると振り返り、その興奮と感動は今なお思い起こされると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)