中国メディア・今日頭条は24日「日本が衰え始めた? 東京大学の世界ランキングが史上最低になった」とする記事を掲載した。

 記事は、英紙タイムズ傘下のタイムズ・ハイヤー・エデュケーションがこのほど発表した世界の大学ランキングを紹介。10位にスイスのチューリッヒ工科大学が入った以外はトップ20を英国と米国の大学が占拠する結果になったとした。また「日本の著名な老舗大学である東京大学のパフォーマンスは思わしくなかった。今回のランキングでは昨年より7つ順位を下げて46位となり過去最低を記録。アジア地域でも昨年より4ランクダウンして6位になった」と伝えている。

 そのうえで、東大が順位を落とした理由についてタイムズが「まず、産業界から得られる収入という部分の評価が低かった。収入の減少は教職員の数や質に影響し、ランクを下げる大きな理由の1つとなった」としたことを紹介した。

 さらにもう1つの理由として「中国の大学の急速な進歩」を挙げており、2016年に北京大学の順位が東大を上回って以降その勢いがさらに増していると指摘。北京大学は今年さらに順位を上げて27位となり、清華大学も30位に入ったとした。また、香港大学が40位、香港科技大学も44位といずれも東大よりも高い順位を獲得したことを伝えた。

 潤沢な資金力を背景に、北京大学や清華大学をはじめとする中国の一流大学は今後さらに設備を充実させ、よりレベルの高い教員を集め、世界的な影響力を高めていくことだろう。現在米英両国の大学で占められている上位の牙城を崩す日もそう遠くはないかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)manganganath/123RF)