中国メディア・今日頭条は21日「日本の地方はどのようにして交通手段を観光スポットに変えたのか」とする記事を掲載した。

 記事は「近年、中国国内でもラッピング電車を見かけるようになったが、日本のラッピング電車は地方の観光収入を生み出すとともに、それ自体が特殊な観光スポットとなって観光客を呼び込んでいる」とした。

 そのうえで、肥薩おれんじ鉄道で運行されているくまモンや鹿児島のご当地キャラ・ぐりぶーのラッピング電車のほか、鳥取県内のJR山陰本線を走る名探偵コナン列車、JR境線の鬼太郎列車、マンガ家藤子・F・不二雄の故郷である富山県の高岡と射水を結ぶ路面電車・万葉線のドラえもんトラム、JR氷見線のハットリくん列車などをその一例として紹介した。

 そして「交通輸送の機能を担うのみならず、日本のラッピング列車は新たな観光スポットになりつつあり、多くの観光客がその名を慕って訪れる。これらの特殊な列車の雰囲気を楽しみたいがために、その場所を目的地とした旅のプランを立てるのだ」としている。また、ご当地キャラやアニメとコラボレーションした列車以外にもJR九州の「ななつ星」のような超豪華列車、芸術家とのコラボレーション列車など、様々な「特別列車」が存在することを伝えた。

 記事は「日本のラッピング車両や特別列車が独特な文化現象となっている背景には、日本各地の観光資源開発競争の白熱化がある。アニメキャラクターなどを集客手段とするとともに、アニメ自身をその地方の名刺代わりにしたいと考えているのだ」と論じている。(イメージ写真提供:(C)sepavo/123RF 氷見線の様子)