旅行好きな中国人は多く、各国の名所を観光するツアーも人気が高い。中国国内にも世界遺産となっている史跡や風光明媚で雄大な山河が数多くあるが、中国人が日本を訪れた時の感想はどのようなものなのだろうか。中国メディア今日頭条はこのほど、日本を観光で訪れた中国人の旅行記を紹介する記事を掲載した。

 この中国人は静岡空港に降り立ち、富士山を訪れたことを紹介している。郊外に位置する静岡空港からの移動の車内で目にして印象的だったのは「お茶畑」だったようだ。日本のお茶としては抹茶が中国人に広く知られていて、青々とした葉が整然と刈り込まれている茶畑の光景から「農家の人びとが丹精込めて世話をしていることを知ることができた」と語った。

 また、庭と駐車場のある日本の一戸建ての民家を見て、自動車は高級車ではないし、土地もそこまで広くはないとしながらも、「日本の農家は自給自足をしながら、豊かな生活を送っていることがわかった」と紹介、良く手入れされた庭木や草花のある庭から「日本人は心にゆとりのある生活を送っている」と感じたようだ。

 その後向かった富士山については、標高としては中国にはもっと高い山はあるが、美しく独特の山の形や頂上に雲が掛かった様子は印象的だったそうで、日本人に富士山が愛されている理由を感じられたようだ。バスで富士山の5合目まで行き、黒い石で覆われた山頂の姿や麓に広がる延々と広がる森林に感動したという。また青木ヶ原樹海が自殺の名所として日本で知られていることも、それほど広大で鬱蒼とした森が存在している証拠とした。

 中国には日本では見られないような雄大な自然遺産が存在するが、日本には中国では見られないような秩序がある。整然とした人びとの暮らしぶりから、日本人の「豊かさ」が見て取れたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)