中国は日本以上の学歴社会だ。もともと人口が多いうえに、大学に入学できる学生の定員数は予め決まっているため、中国の子どもたちは幼少の頃から受験戦争に向けて勉強を続けることになる。

 「勉強で一度覚えたことを忘れずにいたい」、「学んだことは記憶として定着させたい」と考えるのは誰だって同じだ。受験戦争が激しければ激しいほど、何とかして記憶力を増強させたいと考えるのも当然だろう。そんな中国の受験生の間で、日本で販売されている、ある「ガム」が注目を集めているのだという。

 中国メディアの快科技は25日、ロッテが販売している「歯につきにくいガム粒<記憶力を維持するタイプ>」という商品が中国の受験生の間で人気となっており、ネット上での代理購入などで「売れに売れている」と伝えている。

 ロッテによれば、「歯につきにくいガム粒<記憶力を維持するタイプ>」というガムは、「イチョウ葉抽出物のチカラで記憶力を維持する、機能性表示食品」だ。同製品の公式サイトでも、イチョウ葉抽出物には中高年の記憶力を維持する機能があると報告されていると紹介されており、この商品は「中高年向け」と明示されている。

 記事は、ロッテの「記憶力を維持するタイプ」のガムは、メーカーとしては中高年をターゲットにしていることを紹介し、さらに中国の首都医科大学の関係者の話として、「イチョウ葉抽出物は中高年の記憶力に一定の効果があるかもしれないが、若い世代に同様の効果があるかは分からない」と紹介。中国の受験生たちも「若い世代の記憶力にどれだけの効果があるかは分からない」が、厳しい受験戦争を前に「藁をもつかむ思い」でガムを購入しているようだ。(編集担当:村山健二)(写真はロッテのプレスリリースより)