北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の情勢が緊迫化している。韓国平昌では2018年2月に冬季五輪が開幕予定となっているが、フランスは情勢次第では参加を見送ると表明した。

 中国メディアの今日頭条は24日、北朝鮮をめぐる問題が続くなか、平昌五輪の観戦チケットの販売が予定を大きく下回って大量のチケットが売れ残っており、「チケット販売で最大のマーケットになると見込まれていた中国でもほとんど売れていない」と伝えている。

 記事は、フランスのローラ・フレセス・スポーツ相がこのほど、朝鮮半島の安全が保障されない場合、フランスは選手団の派遣を見送る可能性があることを発表したと紹介。さらに観戦チケットの販売が不調であることについて、平昌五輪の組織委員会の関係者は、「国際情勢が販売に影響を及ぼしている」との見方を示したと伝えた。

 続けて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は平昌五輪を平和的な五輪にしたい考えであり、韓国政府は平昌五輪期間中の安全確保に向け、北朝鮮の参加を求めていると記述。北朝鮮は正式に表明していないが、韓国国内では「北朝鮮が参加への意欲を示している」との言論があることなどから、「参加の可能性が高い」という見方も浮上している。

 一方で記事は、18年2月に行われる平昌五輪の観戦チケットは、9月18日までに107万枚中31.2万枚しか売れておらず、海外での販売分としては12万枚にとどまっており、計画の16%にしか届いていないと指摘。また、当初は韓国から近く、人口も多い中国でのチケット販売数に期待が集まっていたものの、朝鮮半島の情勢緊迫化を受けて「中国でもほとんど売れていない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)sportgraphic/123RF)