中国メディア・IT之家は24日、中国の大手通信機器メーカー・小米(シャオミ)の社員が、このほど中国国内で開かれた就職説明会で「日本語専攻の学生は帰れ」と発言したことついて、同社が正式に謝罪する声明を発表したと報じた。

 記事によれば、あるネットユーザーが22日に「河南省の鄭州大学で小米が就職説明会を開催した。募集では専攻を制限していなかったにもかかわらず、説明会の責任者である小米の社員が『もしあなたが英語やアラビア語専攻なら来てほしい。われわれには海外市場があるから。しかし日本語専攻の学生は帰ってもらいたい。日本語専攻の学生たちは映画業界に従事したほうがいいと思う』と発言した」と中国版ツイッター・微博で告発、「日本語専攻に対する差別である」として同社に対して事実確認と公開謝罪を求めたと伝えた。

 これに対して、同社は24日午後に微博を通じて「鄭州大学の説明会で当社社員が不適切な発言を行い社会に悪影響を与えたことを、会社として正式に謝罪する」との声明を発表した。

 謝罪声明によれば、同社は当事者を全社員に通知する形で叱責したという。また声明は「社員の行動ルールに関する教育を強化して再発防止に努める。当社はいかなる地域に対する差別も行っていない。当社には現在日本、韓国、インド、マレーシア、米国、台湾、香港などを含む多くの国と地域からやってきた社員が在籍している」とした。

 記事は、同社が謝罪声明を出す前に当事者の社員も微博上で「当時の発言は不適切だった。学生に対して謝罪を行った」とのコメントを出していたことも併せて伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)gyddik/123RF)