近年、多くの中国人が日本を訪れているが、訪日中国人の多くが「日本は非常に清潔で、民度の高い国」だということを口々に語る。だが、中国メディアの今日頭条は18日、「日本人旅行客だって中国のある都市を訪れれば、非常に清潔であることに驚くだろう」と主張する記事を掲載し、中国にも清潔で民度の高い都市が存在していると主張している。

 記事によると、その中国の都市とは歴史的な簡称として邕(ヨウ)と呼ばれ、広西チワン族自治区の首府である「南寧市」のことだと紹介。南寧市は「緑城」と言われるほど緑化が進んだ都市で、3年連続で「全国文明都市」に選出されていて、多くの観光地があって毎年約21万人の観光客が訪れていると記事は紹介している。

 続けて、南寧市は非常に清潔で、人びとのマナーに対する意識は日本人のように高く、中国の多くの都市で見られるゴミのポイ捨てはほとんどないと紹介。また、その広々とした道路と緑化によって「多くの日本人旅行客が驚くほどの景観」があると伝えている。

 また、緑化が進んでいるため空気もきれいであるとしたほか、中国で問題となっているシェア自転車の放置についても、南寧市では自転車が道路の脇にきれいに並べられており、他の大都市のような騒がしさもなく、街の中をゆったりと散歩できるため、多くの日本人観光客が「まるで日本に帰ってきたようだ」とつい感想を漏らしてしまうほどだと主張した。

 中国は経済発展によって人びとの生活水準も向上し、衣食住などの基本的なニーズは満たされつつあり、次は生活の「質」の向上を目指す動きが見られるようになっている。清潔さを始めとする生活環境を整える段階を迎えつつある中国だが、それには国民の意識を徹底的に変える必要があるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:CNSPHOTO 南寧市の街角で踊る青年たち)