中国メディア・今日頭条は20日「偏見は差し置いて、日本の教育は非常に先を行っている」とする記事を掲載した。

 記事は「隣国である日本は多くの面において中国と緊密に関わっている。民族的な文化や信仰の違いにより、日本の幼児教育にはわれわれが大いに驚き感嘆する部分があり、学ぶに値する点がある」としたうえで、日本の父母が子どもを教育するうえでの11か条を紹介。「全てに賛同するわけではないが、われわれにとって啓示になるものがある」とした。

 最初の4つは「家庭は習慣を身につける学校であり、父母は習慣を教える教師である」、「知識を与えるより感動を与える。感動を与えるよりも、本人にやらせてみる」、「20歳を過ぎたら、親や教師の話は響かなくなる。人格が形成される前に子どもの悪習を矯正すること」、「子どものために品位のある教師を探し、品位のない教師から遠ざけること」という内容だ。

 続いての4つは「子どもに旅行をさせる」、「友人の影響は父母の影響よりも大きい」、「子どもの行動を5回に3回は褒めること」、「教育の最終目的は、子どもが自活できるようになることである」というもの。小さい頃から親の愛情を十分に注ぎつつ、さまざまな場所やさまざまな人に触れさせることで適応力やコミュニケーション力を身につけるということのようである。

 残りの3つは「ケンカに干渉しない」、「色情や酒、金銭のトラブルに陥らないよう教育する」、「よく泣く子はよく育つ」となっている。

 記事はまた、日本に行ったことのある中国人ネットユーザーが「日本の親は幼稚園児の子どもに、雨でも自分でカバンを持たせる」と語ったことを紹介。「日本の親は子どもの独立性を重んじるのが、このような些細なことからも感じられる。どれほどの保護者ができるだろうか」と問いかけた。登校時、子どもの通学バッグを、付き添いの祖父母が持ってやる光景があたりまえとなっているほど過保護な中国では、確かにハードルの高いことかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)