きれいな国だと定評の日本。日本はどれだけきれいなのかと見てみたいと思って日本を訪れる中国人もいるほどだが、観光地などではゴミのポイ捨てや落書きといった問題に悩まされているところも少なくない。中国メディアの今日頭条は15日、こうした問題を指摘し、「日本がどこもかしこもきれいだというのは幻想だ」とする記事を掲載した。

 記事によると、中国人は「日本人はルールを良く守るため、日本は非常にきれいに保たれている」との「幻想」を抱いているという。しかし現実を見て「想像と違う」とがっかりし、日本旅行を後悔することさえあり得るため、あまり期待しすぎないようにと忠告した。

 では、がっかりする光景とはどのようなものがあるのだろうか。何枚かの写真を掲載しているが、看板への落書き、ゴミの放置、タバコの吸い殻のポイ捨て、そして木の板に文字が刻まれているといった光景だ。記事は、なかには「中国でも見られない」ものもあるほどだとそのひどさを強調した。

 落書きやポイ捨ては外国人による可能性も否定できないが、記事は「落書きにはカタカナなど日本語も見られるため、日本人によるもの」と断定。こういうことがあると、日本人はすぐに中国人観光客のせいにしようとすると批判し、「心外だ」と訴えた。

 日本は本当にそんなにひどいのだろうか。この記事には、日本のきれいさを擁護するコメントが多く寄せられていて、「日本に行ったことがあるが、記事が掲載している写真のような汚いところは見たことがない」、「日本は住みたくなるくらいきれい」、「どの国にも汚いところはある」、などもっともな意見が多かった。

 特に観光地の場合、普段からきれいにすることを心掛ける日本人ばかりの利用とは限らず、様々な人が出入りするため、きれいさを保つ工夫と努力が必要になるのは事実だろう。全体的には、やはり日本は世界でも非常にきれいな国と言えるはずで、記事は意図的に汚い所を紹介した可能性が否めない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)