中国メディア・今日頭条は19日、「世の中にこのような街は二度と出現しない」として、日本にある街を紹介する記事を掲載した。紹介されたのは、日本の中でも特殊な発展を遂げ、今も進化を遂げている企業城下町だ。

 記事は「6年前、初めて名古屋を訪れた。その理由は織田信長や豊臣秀吉、徳川家康にあった。この街は、歴史的な城下町から大きく性格を変えて今や工業都市となった。名古屋を工業の街にした起爆剤は、現地に本拠を置く日本一の企業、トヨタだ」としている。

 そして「厳格に言えばトヨタは名古屋にあるわけではない。トヨタの所在地は名古屋から30キロメートル離れた豊田市で、豊田市トヨタ町1番がトヨタ本社の所在地点だ。豊田市は、世界で唯一企業名にちなんで改名された都市なのだ」と説明した。

 また、トヨタは豊田市の経済はもちろんのこと、名古屋やさらには愛知県全体の経済に深く影響していると指摘。「トヨタがくしゃみをすれば名古屋の経済が風邪をひく」として、地域におけるトヨタの存在の大きさを表現する人もいると紹介したうえで、「最もトヨタに敬服するのは、これまで豊田市や名古屋を失望させたことがない点だ」と評している。

 記事は「豊田市の街を行くと、草木に至るまでトヨタの痕跡を感じることができる。この街は彼らの主人とともに時間を重ね、日本の繁栄を享受してきた。そして変革の足取りを止めることなく、終始変化を求め、人びとに新たな温もりと幸福をもたらしてきた。世界には企業名を冠した都市は二つと無い。そして第二の豊田市が生まれることもないだろう。トヨタ方式からTNGAと、代々自動車や工業の生産方式をリードするこの地は、今後も匠としての輝きを放ち続けることだろう」とした。

 トヨタは自身を発展させてきただけでなく、街全体を育ててきた。会社と従業員、地域社会と地域住民を守り、幸福にするという強い責任感や使命感を抱きつつ、「世界のトヨタ」は成長を続けているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:写真AC)