中国メディア・今日頭条は14日「この問題については、日本は中国よりもうまくやっていることが、事実によって証明されている」とする記事を掲載した。記事が注目したのは、鉄道とネコという日本を象徴する文化が融合して生まれた、ある試みだ。

 記事は「近ごろ岐阜県の大垣から池野までの列車上で、ネコファンにはたまらないイベントが行われた。それは、車両内に多数のネコたちがいるネコカフェ列車だ」と紹介した。そして、車両内でくつろぐのはいずれも野良ネコの救援所からやってきたネコたちであるとし、「みんな人懐っこく、年齢も小さい。もし気に入ったネコがいれば、直接引き取ることもできるのだ」と説明している。

 紹介されたのは、先日養老鉄道で運行された「ねこカフェ列車」だ。記事は「チケット代は3000円。2時間の運行時間中にネコたちと触れ合うことができる。当初は予定していた80枚のチケットが売れるかどうか心配だったようだが、蓋を開けてみれば予約開始と同時にあっという間に売り切れてしまった」と伝えた。

 そして、同鉄道が「イベントの趣旨は、子ネコたちをちゃんと引き取ってくれる家庭が見つかれば、というもの。チケットの収益は、動物の救援にあてる」と語ったことを紹介したうえで「中国でもいつになったらこのような野良ネコの救済活動が行われるようになるだろうか」と結んでいる。

 日本人のネコ好き、そして鉄道好きは、もはや中国のネット上では有名な話である。中国のネットユーザーは「日本は本当にモラルのある社会」、「この列車に乗ってみたい。日本の国宝級動物は、ネコだと思う」、「中国にはこういう良い取り組みはないなあ。ペットを引き取りたくてもどこに行けばいいか分からないし」といった感想を寄せた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)