日本を訪れる中国人の増加に伴い、多くの中国人が「日本は非常に清潔なところだ」と日本について紹介している。日本にも不衛生なところは存在するが、中国の衛生レベルと比較すると、日本は清潔だと感じるのもうなずける。では、具体的にどのようなところが清潔であると感じる要素なのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は13日、「日本が清潔だと感じざるを得ない、すばらしい現象」という記事を掲載し、日本について紹介している。

 記事が挙げた「日本が清潔だと感じざるを得ない現象」は、たとえば「街中にゴミ箱がなく、日本人は自分のゴミを持ち帰って処分していること」、「水道水を直接飲用水として使用できること」、「毎日シャワーを浴び、毎日服を替えること」、「土足で家に上がらないこと」、「料理に油をあまり使用しないため、日本人の家のキッチンは油汚れが少ないこと」などだ。

 確かに中国では毎日同じ服を着る人は少なからず存在するほか、ゴミを平気でポイ捨てする人も多い。また、中国では水道水は直接飲むことができず、ウォーターサーバを用意するか、もしくは煮沸してから飲む必要がある。

 また、日本では「野菜の残留農薬の心配がない」ことも挙げている。中国ではスーパーなどで購入した野菜も専用の洗剤で洗う必要がある。どれだけ農薬が残っているか、どれだけ健康被害があるか分からないためだ。日本ではこうした心配が不要であることも、中国人に「日本は清潔な国」と思わせる要因のようだ。

 日本が清潔なのは個人はもちろん、社会全体で衛生環境を保つための努力がなされている結果だと言えるだろう。中国人も日本で清潔な環境に身を置くと「清潔であることは素晴らしいこと」だと実感するようで、ネット上では「日本を見習うべき」だとする声は少なからず存在する。だが、実際に行動している人は少数派のようで、過去と比べても中国の衛生環境が改善したとはなかなか実感できない。中国社会全体の意識が変化するまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)